こんにちは!事務所が渋谷の渋谷貴博です。

高齢者に説明中

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できていますか?「区分所有者にマンション管理について、わかりやすく教えること」

想像以上にマンション管理は、わかりずらい・・・

区分所有法、区分所有建物、標準管理規約、使用細則、専有部・共用部・附属施設、敷地権、持分、管理費・修繕積立金、管理組合会計、長期修繕計画、大規模修繕工事、定期点検、法定点検、マンション保険(火災保険・地震保険、個人賠償責任保険、施設賠償責任保険)、管理員と管理組合と管理会社、単棟型・団地型、定期総会・臨時総会・理事会・委員会・議案・決議、管理組合・自治会、コミュニティ etc ...

例えば、このようにマンション管理には、専門用語があふれています。住宅関係に詳しくない住民にとっては、全く意味がわかりません。

一方で、一定期間(1~2年)ごとに、マンション住民の中から管理組合・理事会役員を選出し、役員たちは管理会社等のサポートを得ながら、1年間管理組合活動を行うわけです。

果たして、役員たちは適正に管理運営できるでしょうか?


管理組合も会社組織と同じ

新任研修、OJT、引継ぎ、ルール化、ビジョン、経営方針も


役員のなりて不足、無関心などの対策には、管理組合も会社組織と同じように考える必要があります。

・管理組合について知識がない新任役員に対して、定期的に研修やOJTなどサポートをしっかり行う。

・どこに何があるのか(資料、データ他)、今までどんな活動をしてきたのか、今期の課題は何なのか、前任者や既存の役員から、新任役員に対して、定期的に引継ぎを行う。

・前記同様に、理事会の進め方、各種ルールを決めて、その内容を新任役員にも共有をする。

・そもそも、自分のマンションはどういう長期的な方針や計画で管理運営をしていくのか、会社のようにビジョンや経営計画(管理組合運営計画・事業計画とでもいいますか)を策定し、マンション全体で大きな方針を共有する必要があります。

これがあると、毎期ごとに入れ替わる役員であっても、基本方針がしっかりしていれば、それに従って管理運営を進めるべく判断をすることができます。


ステップ

まずは、上記のようなことをするという方針を決めましょう。

その上で、できることから少しづつ決めて実行していくので十分です。いきなり全部を短期間で終わらせようとすると、管理組合内で意見の違いが生じ、まとまりがつかなくなったり、無理やり進めてしまう強引な理事会とされてしまう可能性があります。

5年~10年くらいで全部を整える、くらいの心構えで良いと思います。

また、それぐらいのスピードでないと、区分所有者も理解ができず、ついてこらなくなってしまいます。


メリット

なぜ、こんな大変なことをするのか?

それは、メリットがとても大きいからです。

・新任役員が早期に育成され、理事会全体の活動が活発になる。

・基本方針やルールなどがあることで、理事会運営(判断含む)がやりやすくなる。

・管理組合運営計画、事業計画など長期ビジョンがあると、区分所有者も含めて、全体の運営が進めやすくなる。また、一貫した目標のもと管理組合活動が行われるため、将来的に向けて適正な管理運営が達成されやすくなる。

・役員が交代しても、今までのやり方や考え方をベースとした理事会運営がなされるため、輪番制で交代した、その時々の役員により運営にばらつきが出る、などのリスクが低減できる。

などなど、メリットは他にもいっぱいあります。

以上


まずは、フリートーキングから始めましょう。


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渋谷貴博(しぶや たかひろ)
マンションあんしんセンター(MAC)
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